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院長のご挨拶
院長ご挨拶
国立病院機構函館病院
院 長 伊藤 一輔
院長の伊藤一輔です。国立病院機構函館病院(以下国立病院)のホームページをご利用頂き有難うございます。私は函館に来て8回目の春を迎えました。北国に暮らす私たちにとって「春」は待ちに待った季節であり、生命の息吹を感じられる私が一番好きな季節です。今冬の函館は寒く雪が多かったのですが、病院の前の桜は例年にも増して素晴らしく春を謳っています。
国立病院は、地域医療を通じて地域の皆さんと社会に貢献することをモットーにして様々な取り組みを行ってきました。
当院の基本診療は、がん疾患、呼吸器疾患、循環器疾患など生活習慣病を柱としています。 まず、がん診療については、昨年には「地域がん連携拠点病院」に国から指定されました。食道がん、肺がん、乳がんなどは道南地域でも最も多く、内科的化学治療と外科治療そして放射線治療を組み合わせた質の高い治療を各科が協力して行っています。4月から待望の「緩和ケア科」の常勤医が来て頂き、緩和ケアチームがさらに充実致しました。予防・啓蒙活動にも力を入れています。乳がん休日検診「マンモクラフィー・サンデー」や地域での出張講演会や乳がん患者さんの会「おしゃべり会」などを行っています。
呼吸器疾患では、道南地域の肺疾患専門医療施設として、呼吸器内科と呼吸器外科が協力して、増えてきた肺がんを主体に慢性閉塞性肺疾患、肺感染症、肺結核など診療を行っています。
循環器疾患では、北海道地方循環器病センターとして、循環器内科と心臓血管外科にて、狭心症や心筋梗塞のカテーテル治療や手術治療を、さらに増えてきた心不全治療や、不整脈のカテーテル治療を行っています。さらに、心臓リハビリや睡眠時無呼吸症候群などにも対応しています。
また、地域皆さんとの関わりでは、地域の皆さんと一緒に「健康を楽しく考えよう」と、今年は9月9日(日)に「国立函館病院健康まつり」を予定しています。さらに月1回の「合同教育講座」と「糖尿病勉強会クロッカス」などを実施しますのでご参加をお持ちしています。
診療に加えて、臨床研究部があり臨床研究にも力を注いでいるのも当院の特徴の一つです。
最後に、国立病院機構について簡単に説明します。独立法人化して8年を経ちました。急性期医療に加えて、結核、重症心身障害などの医療も含め、全国に144の病院のネットワークがあります。
独立法人化により、多くのことが変わりました。「医療、特に政策医療(結核など)は国からの税金(補助金)を貰っている」と皆さんが思っているのではないでしょうか?しかし、実際は補助金を頂いていません、むしろ国に納めています。また、「親方日の丸の役人意識で職員が働いている」とお思いでしょうが、決してそうようなことはありません。当院の職員のように地域医療のニーズに合わせた医療を熱心に取り組んでいます。そして、さらに医療の質とサービスの向上を目指して、平成26年4月には、民営化した形態になることが閣議決定されました。国立病院も近い将来には外来や病棟の新築リニューアル計画があり待ち遠しいです。
4月からは、8名の医師をはじめ新しい多数の職員が私たちの仲間になりました。国立病院はこれからも、職員一体となって地域医療を支えるために努力しますので、よろしくお願い致します。私たちの病院は、患者さんと大切にして安心した信頼できる医療を行います。
いろいろな症状や悩みなどで相談をしたいと思っている方がいましたら、気軽に当院を受診して下さい。これからよろしくお願いします。
平成24年5月

